最高級品質の自然海塩、フランス・カマルグ産フルールドセル(塩の花)


 

カマルグの塩パッケージ

フランス産の高級塩「ぺルルドセル:塩の真珠(カマルグ産の塩)」です。

フランスの著名な自然海塩が3つあります。

・ブルターニュ地方のゲランド
・ゲランドの南に位置し、同じ大西洋岸のイル・ド・レ(レ島)
・プロヴァンス地方のカマルグ

一番、名前が売れているのはゲランド産のようです。
ただ今回ご紹介するのはカマルグ産のものです(笑)
理由はシンプルで、カマルグ産の方が私は美味しく感じるからです。

カマルグの塩開封時イメージ1 カマルグの塩開封時イメージUP

カマルグでの塩作りは歴史が古く、
古代ローマ時代から良質な塩の産地として開発がされているそうです。

2000年以上変わらぬ製塩の技法で、
カマルグでは今も塩が作られているとのこと。

自然海塩の中でも最高品質のものが、
“fleur de sel(塩の花)” (日本語表記は「フルール・ド・セル」か「ペルルドセル」)と呼ばれるものです。

辻調フランス校の方のコラムにも以下の通り書いてありました。
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塩のなかでも純粋な塩化ナトリウムに近い「食塩」ではなく「天然海塩」、
その中でも、甘み、苦味、こくがあり、海の香りが残っていると言われる
『フルール・ド・セル』は、さまざまな料理の最後に加えるひとふりで
料理に生気を与える力を持つ。
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「フルール・ド・セル」は今では日本でも手に入るようになりましたが、
もともと大変貴重な高級塩です。

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かつては塩田の持ち主や職人だけが得ることができたフルール・ド・セルですが、
30年ほど前から商品化され流通しています。
フルール・ド・セルを作れるかどうかは天気次第。
ひと雨降るだけで簡単に流されてしまいます。

「フルール・ド・セルは、夏の終わり頃、一か月かけて採取します。
大きなスコップを使い、土手の方へそっとかき集めます。
スコップで底のほうをガリガリとこすってしまうと底の方の粗雑な塩が
混ざってしまいますので、作業するときは音にも注意を払う必要があります」 (参照元
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作り手によってラベルに記載される名前が違う

作り手によってラベルに記載される名前が違う

カマルグの塩パッケージ上部

カマルグのフルール・ド・セルを口に含むと、
普通の塩とは違い、とてもまろやかで旨味を感じました。
塩なのですが、「美味しい!」と思い、
思わず何度もこの塩単体で口に運んでしまいました(^^;

ゲランドのフルール・ド・セルも試しましたが、
ゲランドの方が塩感が強くシャープな味で、
カマルグのフルール・ド・セルの方が、
まろやかで旨味を感じました。

カマルグとゲランドの塩比較

カマルグとゲランドの塩比較

カマルグとゲランドの塩比較

カマルグとゲランドの塩比較

料理が得意な方だと、食材や調理方法などに応じて、
塩を選んで使うのでしょう。
まろやかで旨味の強いカマルグのフルール・ド・セルは
生野菜や魚など、より味が繊細なものにきっと合うのでしょうね。

以前、一人2万円程度のとあるお寿司屋さんに伺った時は、
イカのお寿司に、このゲランドのお塩をふりかけていました。

自宅用に買うには125gで約1,000円と値段が張りますし、
パッケージもプレゼントとして上げやすい雰囲気ですので、
プチギフトとして日常を普段より少し豊かにするものとして、
良いのではないでしょうか。

私は先日、この「ぺルルドセル:塩の真珠(カマルグ産の塩)」と
その他調味料などをセットにして、親戚にプレゼントしました。
高級調味料のセットの一品としても良いですよね。

カマルグの塩パッケージ説明文

パッケージの説明文

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地中海を望むローヌ河口のデルタ地帯カマルグ西部にある
塩田”エッグ・モルト”では、ローマ時代から塩の生産が
行われてきました。
カマルグ産の塩は水と土壌の性質が良い為、
精製していないにもかかわらず、美しい白色です。
なかでも、最初に塩田の表面に現れるぺルルドセルは、
高級品とされ、その繊細な結晶は料理の風味を際立たせます。
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カマルグの塩パッケージ説明分2

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商品名:ぺルルドセル:塩の真珠(カマルグ産の塩)

輸入元:株式会社アルカン

価格:約1,000円

お取り寄せ・通販 : 直販は無く、色々なECサイト・店頭で購入可能
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